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おはぎとぼたもち
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4連休、皆様はどのようにお過ごしでしたか?
宇都宮の現場では、連休前にコンクリート打設を終えました。
打設前に地鎮祭の時にお預かりしていた「鎮め物」をしっかりと納めました。
「鎮め物」とは、土地の神様を鎮めるために地中に埋めるもので、工事の安全と建物完成後、お施主様ご家族に安穏と幸福をもたらすと言われる大切なものです。
基礎屋さんと私達もそんな気持ちを込めて、基礎の中へ。
4日も休みがありましたが、個人的には、コロナの心配や前半はお天気が良くなかったのもあり、遠出はせずにのんびりと過ごしました。
先日、家でまったり中に子供がふと「おはぎを食べたい」と言いだし…
なぜ急に?と思ったのですが、気づいてみればお彼岸なのでスーパーに仏花やお供え物などがあり、そこでおはぎを見かけていたのだなと。
おはぎ、おはぎ、、、おはぎって、ぼたもち?と思い、調べてみると…
粒あんやこしあん、地域によってなど多少の違いはあるようですが「丸めたもち米にあんこをつけたもの」で同じ食べ物だそうです^^
そしておもしろいことに春夏秋冬で呼び方があるのだとか!
・春=「牡丹餅(ぼたもち)」
・春に咲く牡丹の花に見立てた呼ばれ方で、おはぎよりも少し大きくこしあんで作ったもの。
・高級な小豆を食べられるのは年に数回だったため、人が集まったときのおもてなしとして大きく作るようになったとか。
・それを大きく華やかな牡丹の花に例えて「牡丹餅」となったそうです。
・夏=「夜船(よふね)」
・言葉遊びからついた呼び名でちょっとおもしろいです。
・おはぎは米をつかずに潰して作ります。
・餅をつかない「搗(つ)き知らず」と、月のない夜は、いつ船が着いたかわからないという「着き知らず」から「夜船」と呼ばれるように。
・秋=「御萩(おはぎ)」
・秋のおはぎに使用する粒あんを秋に咲く萩の花に見立て「萩の餅」という呼び名に。
・中でも小さく上品に作られた「萩の餅」は、丁寧な言葉で「お萩」と呼ばれたそうです。
・冬=「北窓(きたまど)」
・冬は北にある窓からは“月”が見えないことから「月知らず」
・「夜船」と同じく言葉遊びが語源となり、「北窓」と呼ぶようになったそうです。
食べ物を花の名前に見立てたり、言葉遊びが語源になったり…日本語って本当に風情がありつつ奥深いですね!