株式会社 家守|栃木県宇都宮市『木組みの家』

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家づくり  | 2024/03/15

春の皿には・・・|季節を感じる暮らし|家守

暖かい日が増えてきましたね。
先日、散策していたらふきのとうを見つけました。
ふきのとうは、独特の香りと苦みが特徴の春を代表する食材です。
草木も芽吹き出し、暦の上だけではなく、目と身体で「春」を感じるようになってきましたね。

「春の皿には苦味を盛れ」と言うことわざを聞いたことがありますか?
春の苦みを味わう食材といえば山菜です。
山菜はふきのとうを始め、春野菜の菜の花やたけのこ、タラの芽など、苦味やえぐみがあるものが多いですよね。
そういった山菜の苦味が、冬の間に溜まった脂肪や老廃物を排出し、冬の体から春の体へと目覚めさせる手助けとなるのだそうです。
冬眠から目覚めたクマが最初に口にするのもふきのとうだとか…苦味でシャキッと切り替える為でしょうか…

今の時代はハウス栽培や流通の向上、気候の変動などで旬の食べ物があいまいになりがちですが、その季節ごとの旬の食材を食べ、四季を感じる暮らしができたらいいなと思っています。
季節の変わり目、そして新年度へと何かと忙しく体調を崩しやすいかと思います。
この春には「苦み」を味わって、新年度に備えてみてはいかがでしょうか^^