Blog
断熱材に思う①
一般的に断熱材といえば、グラスウール、ロックウール、ポリスチレンフォーム、ウレタンフォーム等々…があげられますが、家守では自然素材にこだわりウールブレス(羊毛)を主として、最近ではウッドファイバー(木質繊維)の施工も増えていました。
しかし、昨年このウッドファイバーが製造中止となってしまったのです・・・!!!
木繊維断熱材というとヨーロッパでは主流であり、それが国内で可能になるのかと期待しておりました。
ウッドファイバーは、国産材の間伐材原材料とし、蓄熱・調湿作用に優れた断熱材。
北海道の工場で製造されていたので、輸入の際の石油なども使わず、エネルギーロスや二酸化炭素排出量も減らせるという環境にもやさしい材であったと思います。
資源を無駄にせず、環境・人にもやさしい素材がこれからどんどん普及していけばいいなと思っていたところでしたのでとても残念です。
良いとされていたものがなくなってしまうのは残念ですが、常に変化していく中でデザインはもちろん、家づくりのプロとして住まう人と環境にとって何が良いかをその都度考えながらお客様にお伝えしていきたいと思います。