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手板
棟梁が書いた手板(板図:大工の図面)を確認!
板図とは、設計士さんが書いた図面を元に大工が墨付けをするために書くもので、私たちは手板と呼んでいます。
柱や梁の番付をし、手刻みする部材を決めていくための図面となります。
さて、「いの一番」という言葉がありますよね。
語源となったのは、この手板の番付だといわれているとか。
建築の図面では柱の位置を示す縦横軸に「一二三…」の数字と「いろは…」の文字が使われています。
その図面に沿って最初の建込みが「い」の「一番」から始まるので「真っ先に」「一番目」というような意味で「いの一番」となったそうです。
日本語は昔からの暮らしに沿った語源が多く、感慨深い言語ですね~。
新しい現場、大工さん始動です!
久しぶりの木組み!
手間を惜しまず丁寧に手刻みした材木が、お客様の家を支える一部となります。しっかりと進めていきたいと思います!